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■ スーパーボイジャーE [4セル] 制作

JR スーパーボイジャーE [4セル] 製作

スーパーボイジャーEの製作メモ

2007年の暮れにJR(日本遠隔制御)から発売されてたリポ4セルの電動ラジコンヘリコプター、スーパーボイジャーE(SUPER VOYAGER E)を購入。そのKitの組立時のメモを公開。

当サイトに掲載のマニュアルから外れた細工作業及び、所見は管理人の独断、主観によるものです。当情報によるいかなる不具合、問題が発生しましても当方では責任は取れませんので、各自の責任、技術範囲内で判断お願い致します。

よく「初心者でも組み立てられますか?」と聞かれる事がありますが、ラジコンヘリコプターを操縦する技術と組立技術は別モノになります(両方不可欠ですが)。ラジコンヘリコプターの操縦が初めての人でも組立技術がある方であれば問題なく組み立てられます。精度良く組み立てるためにはそれなりの工具も必要になります。キットに梱包されている工具(六角レンチ)だけでは組み立てられないと思って頂いた方がよいと思います。管理人が必要と思われる工具については、別途アップしたいと思います。

電動ラジコンヘリコプター JR スーパーボイジャーE コンパクトにまとめられた組立KITの箱の様子画像

今回、プロポやサーボ、ジャイロも新調した。とりあえず組み立て作業前に部品を並べてみる。 Kitの箱が小さく、コンパクトにまとめられている事がわかる。

今回の組立に準備した構成メカは次の通り。


プロポ:JR PCM9XⅡ
ジャイロ:Futaba GY401
ラダーサーボ:Futaba S9257
スワッシュサーボ:JR DS3401
LiPo:Thunder Power TP3300-4SE(3300mAH 4セル)

下準備

JR スーパーボイジャー E ラダーサーボ加工イメージ

JR スーパーボイジャー E ラダーサーボマウント加工イメージ

今回、ミニサーボ仕様としたため、Kit付属のサーボマウントを使用する。 ラダーサーボだけはFutaba製サーボを用意したため、若干サーボのケースサイズがJRのマイクロサーボより大きいため、マウントを加工しないと取り付かない。 サーボマウントとサーボの取り付け部を削ってサーボマウントに治まるように加工した。

フレームの組立

JR スーパーボイジャーE フレーム組立完成画像

詳しい取説なのでフレームの組立に特に困る事はないと思うが、プラ部品(エンジニアリングプラスチック?)へのビスのタッピングは、ねじ込む力加減に注意が必要。ドライバをまわしていて、いつナメてバカにならないか、ちょっぴりドキドキさせられます。とくにタッピングビスではなくスタッドボルトをねじ込むときはなめやすいので注意。

メインフレームが完成しました。

テールの組立

スーパーボイジャーEのテールピッチコントロール組立画像

テールユニットの組立も特に難しいところはなかったが、1点、調整が面倒なところがあった。 テールピットコントロールベースをプーリーケースに取り付けるキャップスクリュー2本は、最初は少々ガタが出る程度の仮止し、ピッチコントロールレバーの組み付けが終わってから、取り付け角度を調整しつつ、本締めするべきだろう。

なぜならテールスライドリングとスライドボルトの精度が良いため、テールアウトプットシャフトと直角並行が出ていないと、テールピッチコントロールがかなり渋くなってしまうのである。締め付けるときは微妙な取り付け位置、角度を探りながら本締めされたい。

テールサポーターパイプの組立(組立と言うほどのものではないが…)において、うっかりやってしまいそうになった過ち(?)があったので、書いておく。
カーボンパイプの両端にかぶせる感じに継手をエポキシで接着すると、両端がふさがれ、しかもエポキシで密閉されるためパイプ内のエア圧が上がる。その状態で放置しておくと、内圧で継手が抜けてきてしまうのである。これに気付かなかったら、長さの違う2本のサポーターパイプが出来上がってしまい、使い物にならなくなるところであった。うまく内圧を抜ければ問題ないのだが、良い方法が思い浮かばないのと面倒くさかったので、両端のボルトを通す穴に六角レンチを通して、両端を輪ゴムで引っ張らせて対処した。

メインマストの組立

最初組み立てたとき、マストストッパーのイモネジ(セットスクリュー)が頭を出していて、ベアリングケースのカラーに当たってしまう。ベアリングケースのカラーを削る事でイモネジは当たらなくなった。 しかし、あとで気付いたのだが、それぞれ長さの違うM3x4とM3x3ののスタビを留めるイモネジとマストストッパーを留めるイモネジが同じ袋に同封されていて、どれも同じと思いこんでスタビを留めるM3x4のイモネジを使用していた。慣れで細かいところを確認しないで組立てしまう悪い癖が露呈してしまった。。。気を付けねば。

スワッシュ・ウォシュアウト・シーソー・ヘッドの組立

スーパーボイジャーEのスワッシュ・ウォシュアウト・シーソー・ヘッド組立画像

スーパーボイジャーEにはベアリングにベアリングへカラーを挿入する箇所が結構ある。いづれもネジロック材でベアリング内面に接着するのだが、ネジロック材をカラーに厚く塗りすぎるとはみ出たネジロック材でベアリングが固着してしまうので注意が必要。

ヘッドのダンパーは2種類の堅さのOリングから選択が可能。両方の感触を試してみたいのだが、キビキビ舵が入る方が好みなので、まずは堅い方のOリングを組んだ。どちらを使うかは好みだと思う。
ユニバーサルリンクはそのままでは渋いのでリンクトリマー等でスムーズに動作するようにする。さもないとサーボへ負担がかかるし舵が鈍くなってしまうので、ここはしっかり調整しよう。

JR 電動ヘリ SuperVoyagerE 机上メカ結線図

さて。ここからはブラシレスモーター、サーボ、ジャイロ等、メカ類の組立になる。 まず、機体に組み込む前にサーボ動作とESC(いまはアンプと言わないのね。増幅器ではなくコントローラなんだよな。。)の動作チェックを兼ねて机上で結線。動作確認を行った。

初めてのブラシレスモーターラン。ドキドキ。スイッチ入れたとたんモーター全開は勘弁して欲しいと思いつつ、プロポの電源を入れ念のためスロットルホールドを入れておく。次にESCのスイッチがOFFになっている事を確認し、LiPoを接続。
あー、ドキドキ(笑)
覚悟を決めてESCのスイッチを入れました。何の変化もなく安心。次にスロットルホールドを切る。これも問題なし。徐々にスロットルを上げていくと、ん?回らない。もう少し上げてみる。回らない。もうちょっと。。。
するとギィーン!と全開ではないが勢いよく回り始めたのでびっくりしてしまった。
どこかのサイトの記事で


いきなり回り始めるのでモーターをまわし始める時は、予めローターを手で回しておくと良い。

といった記事を思い出した。
ブラシレスモーター+ESCがそういう(いきなり回り始める)ものなのか、ESCもしくはスロットルカーブの設定で穏やかに回転し始めるように設定出来るのか、ブラシレスの経験がないからわからなかった。どなたか教えて頂ければ嬉しい。

2009-01-15 追記
突然回り出す現象はアンプの問題であったらしい。JRのサイトには「モーター始動時の回転上昇を緩やかにする機能」が追加されたアンプに変更された記事が載っていた。以前のアンプも、送料負担で機能追加(アップデート)してもらえる様である。

スーパーボイジャーE用アンプ(NHA-70-SB)仕様変更のご案内

CCPM方式の操舵もこのSuperVoagerEが初めての経験なので、一応プロポの設定と動作を確認しておく。なるほど。3つのサーボにミキシングがかかり、それぞれ微妙な動きをしている。これがCCPMなんだな。と関心。

モータマウントの組立

JR 電動ヘリ スーパーボイジャー E モータマウント組立画像

モーターマウントにブラシレスモータを取り付ける。モータ側のベースもアルミで出来ているため、キャップビスを締めすぎると簡単にネジ穴がなめてしまうので、力加減に注意されたい。アルミは柔らかい素材なので、適度のネジロック材を付けて軽く締め付ければそれで十分です。

モーター、サーボ、ESC、受信機、ジャイロの搭載

JR 電動ヘリ スーパーボイジャーE 受信機搭載図

JR 電動ヘリ スーパーボイジャーE モーター、サーボ、ジャイロ組立画像

モーターの配線、サーボ、ジャイロの配線の取り回しに気を付けながらモーター、サーボを組み付けていきます。 モーター、ESCはハッカーと共同開発との事。カタログ記載の型番は以下の通り。

ブラシレスモータ:NHM-30-10BL
アンプ:NHA-70-SB

ESC、受信機、ジャイロは両面テープでフレームに貼り付けます。 サーボからのリード線のチャンネルを確認しながら受信機に接続します。 各種サーボと受信機の結線は次の通りです。ただしCCPM方式なので、スワッシュ周りのサーボの扱いに注意が必要。

ESCはスロットルチャンネル
スワッシュ(F)はエレベータチャンネル
スワッシュ(L)はエルロンチャンネル
スワッシュ(R)は5ch(AUX1:ピッチチャンネル)
ジャイロはラダーチャンネル
ジャイロ感度切り替えはAUX2

に接続します。※受信機はJR「RS77S」を使用した場合であり、メーカー・製品によっては異なる事もあります。

サーボの配線のとりまとめ方について、「どうやったらきれいにまとめられますか?」と聞かれる事があります。しかしこれに特別なコツがあるわけでもなく、言うなれば『根気』ですかねぇ。。。

キャノピーの製作

ラジコンヘリ JR スーパーボイジャーE キャノピーの製作画像

ラジコンヘリ JR スーパーボイジャーE キャノピーの製作画像

ラジコンヘリ JR スーパーボイジャーE キャノピーの製作画像

キャノピーの製作は一番苦手な行程。丁寧に作業を進めないと、傷だらけ、ラインがでこぼこ、特にデカール貼り作業は失敗すると取り返しが付かなくなる。。。ある意味一発勝負の工程です。切れの良いナイフ、はさみを使い分けながらじっくり作業を進める。曲線はさみがあると作業は楽になりそう。(自分は持っていないので普通のはさみで悪戦苦闘しました。)デカールを貼る際は霧吹きで水を吹きかけておいて、その上から貼り付ける。水の上でデカールを滑らせながら位置を定める。その後はデカールの中心から外側(縁)に向かって水と気泡を押し出すように定着させる。やはりこの作業は苦手で、数カ所デカールにしわを作ってしまった。

デカールをベタベタ貼るのは好きでは無いため、メインのデカールを2枚両サイドに貼って終了とする。


ラジコンヘリ JR スーパーボイジャーE キャノピーを取り付けた画像



キャノピーを取り付けるとようやく様になってきた。これまでのボイジャーEのデザインよりこのスーパーボイジャーEのデザインは格段に良くなったと思う。
ここからは機体とプロポのセッティングを施していく。

JRのプロポとFutaba ジャイロ GY401の組み合わせの問題

プロポメーカーはJR、ジャイロセンサーとラダーサーボはFutabaと違うメーカーを組み合わせている。「Futabaのジャイロは精度が良いから、プロポはJRでもジャイロはFutabaを使う人が多いよ」とお店の人のすすめでそのような組み合わせにした。

実際にその組み合わせでサーボの動作を確認したところ、ジャイロセンサーを通すとゲインが2倍に増幅する?のか、ラダーのニュートラル位置からR/L共にスティック50%の位置で最大舵角振り切っているようで、スティックL/Rともに50%~100%位置ではサーボは動かない。最初はサーボの異常かと思い、ジャイロセンサーを通さずに直接受信機に接続して動作確認したところ、他のサーボと同じように普通に動作した。と言う事はサーボの問題ではなくジャイロセンサーの問題と思われる。これが問題なのか他メーカー同士の組み合わせによる相性によるものなのか。。。ネット上を探してみたがそれらしき情報は見つからない。お店の店員さんにこの動作について聞いてみたりしたが、そのような話は聞いた事がないと言われてしまった。

現象としては、ジャイロセンサーを通すとゲインが2倍に増幅している感じであるため、プロポの設定でゲインを50%に抑えるようにラダーのデュアルレート(D/R)を50%にセット設定にしたところ。この設定で通常のサーボの動きをするようになった。とりあえずラダーサーボの動きの問題は解決??

組立、プロポのセッティングはほぼ完了し、フライト調整を残すのみ。(2008/2/17

>続き スーパーボイジャーEのフライトに関する記事はこちら

2008/01/08 16:28

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